亀のごとく・・・・のんびり進む(笑)

とりあえず・・・・
一個




一年経つとどうも毎回感覚を忘れる(笑)
とりあえず地道に・・・・



只今、甲羅の「仮組作業」でございます
これは案外、スイスイできる工程でございます
仮組だからね



なかなか色付かないって思って眺めていた野葡萄
お山から少々、飾らせて頂く

この夏の暑さで紅葉が先延ばしになってると

野葡萄の色付きも遅いはずだと納得



ちょっぴり、パンチが薄いかな?って思うが
毎年、この秋の魔法のような色の付き方に惚れ惚れする



AIなんかはもしや、完璧に再現して絵でもかいてしまうのか?って
・・・・・それの何が美しいと感じるのだろうか?など思ってしまうこの世の中?

なんか変である



夕闇迫る頃



空気はすでについこの間の「夏」の暑さの記憶を吹き飛ばし
それはすごい勢いのぶっ飛び方で

夕暮れ時の山は晩秋の気配でございます


こちらも地道に
「柿渋染」
これは二回目の染具合ですが
一度目の染は薄目で染めた方が失敗が少ないです




濃いめで染めるとしわの寄った部分に柿渋が溜まり、その部分が濃くなってしまいます
何度やっても難しい・・・・

こちらも時間のある時に進めておりますが現在、鉄媒染の暖簾のみとなっておりますのでご了承ください



昨日いらしてくれたお客様
色々考えることの多い昨今、お客様から頂いた一言に
救われるって事・・・・有

前向きに(笑)ボチボチと進んでいこうかと又、思い返した一言でございました。


  
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2023年10月11日 Posted by 湖月堂 at 16:57Comments(0)日々の事藁仕事染物

亀作り、始動~

10月、になったばかりと囁かれそうですが・・・・・・


全て手作業のお正月飾りの亀、そろそろ始動しておかないと
物作りの「慌てる」っていうのは作る楽しさ半減いたしまする


先日稲わらが届きまして
一番最初にお飾りのしっぽに見える本来は「苔」の部分がどれだけとれるかによって
個数が決まってくるわけで


昨年よりも増やそうかと思っていたのも束の間・・・・
昨年並みで作らせていただきます

11月初めにはミニサイズが店頭に並ぶようにしたいと予定しておりますが
そう考えるとだんだん時間がない気がして、
気持ち・・・・

チョット焦る(笑)




チョット前にupした可愛らしい顔の「招き猫」シリーズの
こちら「鯛」


この何とも言えぬ手作り感に
職人の意気込み、感じます
こちらも開店記念の額となっております



猫たちは多分、日本語を話し通じてると思っているのではないかと思うほどに
訴える。その訴えがあまりにもしつこく諦めないので
お客様も笑うしかない状態となる


そうなると
こちらとしましては「ちょっとだしてあげる?」と甘やかし
猫たちが眠くなるまで出たり入ったりを繰り返す日々なのであります

訴えなくなる日々は・・・・くるのだろうか?


この三連、後半の天候が・・・・・、ストーブ点火?になるのではないかと。
そろそろストーブ回りも点火できる状態にしておかなければならない時期となった訳なのです

来週、一気に秋が進み先取りして「晩秋」?
とか?


  
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2023年10月07日 Posted by 湖月堂 at 15:05Comments(0)藁仕事

冬の湖月堂、内職事情

やっとたどり着いた仕上げの一歩から
一体何歩目が仕上がりと言って良いのか分からなくなること・・・・icon11


「良し!」って思っても太陽の当たり具合で全くやり直し状態に連れ戻され(笑)
太陽様は偉大だと

何でもお見通し(笑)、撫で仕事の甘い所までも見逃さないとは・・・・


冬場の店番はほとんどが「内職仕事」となる
ストーブにあたりながら子猫たちとストーブ監視委員会開催しながらも
手だけは動かして



品切れさせていた「リンゴの箸置き」
磨きをかけ終わり漆塗りへ
(外注です)

箸置きの次は「藁の鍋敷き」
これだけは冬にやっておかなければならないお仕事の1つ



濡らした藁を乾かさなければなりません

鍋敷きも、猫つぐらも始まりは一本の藁を指に巻き付けスタートする


鍋敷きの在庫も無くなりそうな・・・・
一月後半、二月の内職は「鍋敷き」に決まりです

どのような?理解をしているのか・・・・?
オープンの日には玄関で「出してコール」が始まる



1人出すとそのうちもう一人が切ない声を出して鳴く
これは・・・?、独りぼっちって気が付くのだろうか?

篭からは完全にあふれ出しております(笑)





  
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2023年01月22日 Posted by 湖月堂 at 16:44Comments(0)藁仕事ナズナ

昨日、初雪・・・・見た




お飾りの仕上げに絶対に欠かせない「南天」を
義姉の庭にいただきに



やっぱり画になる
どう飾っても、器が何であれ、南天があるだけで華やかになりそれで「難を転じて」くれるのだから
日本に南天があって良かったと毎年、12月に思うのでした

受注生産の亀、完成です


こちら小サイズと中サイズ・・・・・
対象物ないので大きさが分からないよね?

お飾り付くとこんな


中サイズからは普通に縄を綯う事ができず・・・・
大サイズはもう・・・、全身使います(笑)

全部並べるとこんな


大きさはどれくらいか?と問われると答えられなくはないのですが・・・・その年の藁の出来具合によって長さ太さが違ってくるので
アバウトですが・・・・
大サイズ・・・300×650
中サイズ・・・220×500
小サイズ・・・150×400
ミニサイズ・・・手のひらサイズ
本気でアバウトでございます

毎年、10月ごろご注文いただきますが数はつくれませんので限定数に達しましたらば締め切らせて頂きますので宜しくお願いいたします



今年は暖かい冬の始まり?・・・だよね?
12月と言えども天気の良い日はお店の戸は全開できる。
ストーブはガンガンと焚いているけど

それでもこの所「冬」らしいキンキンとした空気に包まれる
そして昨日・・・・
初雪を見た

長野県、コロナの抗体保有率・・・・全国最下位なんだと。
これは?何だ?良いのか悪いのか?そんな判断ではないとは思うのだけれど

「自然感染した人が少ない」・・・と言う

それは?「感染対策の効果」・・・・と言う

勝手になんの根拠もないのだけれど、かかった方がいても広がらないんだよね、この「谷」。
なので全く関係ないかもなんだけどさ、やっぱり山々のパワ―に守られてるんじゃ~

いや・・・・、要するに「人口少ない」って事で(笑)
なにかとこの所「長野県」・・・「塩尻市」も全国に名前が知れ渡り・・・





















  
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2022年12月03日 Posted by 湖月堂 at 16:28Comments(0)藁仕事

親指・・・・イタイ


案外と時間のかかる物であると・・・。
この所、投稿もままならずせっせと追加したミニガメラ。
今年のミニガメラの製作は終了とさせていただきます。

チョット必死になり過ぎたでしょうか?左手親指・・・・なんか?腫れてる?
「抑え過ぎ?」(笑)。
亀、チョット力必要となる部分があって
しばらく親指に休息を(笑)

北海道へ御三方、「送ってくれ」と、亀ゆえにゆっくりではありますが向かわせて頂きます
北の大地まで~




アンコが、お昼寝終わった頃になるのか?玄関先で何かを訴える。


よほどお店にご興味がおありのご様子
「人慣れ」ってどうなのか?って思ってたんだけれど
ご近所の叔父様に愛想降りまく(笑)


印判ですが
可愛いのですが・・・・
裏もなかなか良きですが・・・・



完品一枚って・・・・icon11





分からないよね?切子って


ちょっとクリスマスっぽいので
赤も見つけて来ようかな?(笑)




アンコだけがお店で大人しく寝てるとそれに気づいたナズナが悲痛な鳴き声でアンコを探す
あまりにかわいそうなのでナズナも出してあげる


昨日の雨は寒すぎて
お二人お利口にストーブ脇へ

でもね、ナズナの飽き性?って言うのでしょうか?
すぐに「お家へ帰りたい」と鳴くのでございます


秋がすっかり終わり冬の準備に入った奈良井宿ですが、まだ若干お客様が平日にもかかわらずお越し頂いております

今頃は京都が凄い事になってるようだと
そこまでして観光したところで何を見に訪れるのかと?・・・・

そう言いながらも12月、私も三年ぶりの京都計画中
どうか、寒すぎても良いので人だらけではありません様に


  
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2022年11月24日 Posted by 湖月堂 at 16:47Comments(0)藁仕事ナズナ

コーヒーカップと、亀の再追加


この所お見受けしなかった「デミダスカップ」5客揃いで
やって参りました



昭和30年代に輸出用に作っていたころの物・・・・いや、ちょい古?あたり
こちらは輸出用ではありません



が・・・・・、
素敵です
お正月にも使える和柄です




卵殻手、エッグシェルとも言われるこちらのカップも最近ではめっきり少なくなって来ました


持ってみるとお分かりになると思われますが・・・・
薄すぎる。で、軽すぎる(笑)

持って帰る時にはご要望に応じて段ボールに入れます。だって私も怖いからです(笑)
カップの底には日本髪を結った女性の透かし彫り入り
裏の刻印はありませんでした


この手のカップには大きさが大中小とございまして
多分、なんだけれどこのカップとソーサーの大きさが・・・・・、若干違うのではなかろうかと思っている次第でございます


「12月にはお店に並んでると思います」って、確か数名の方に言ったような気がしており
ミニガメラ、再追加いたします


本日、最後のお一方、お正月の大役を果たすべく嫁いでいかれ
11月半ばに品切れは・・・・いけないのではないのかと

あと何個作れるのかは分かりませんがオープンしながらストーブ脇にて時間の許す限り
今年の稲穂を何とか探し、稲穂の取れる数分だけ追加いたします。

来年、「文化の日」には並べられるようにするべきと考えておりますので宜しくお願いいたします。


  
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2022年11月17日 Posted by 湖月堂 at 16:41Comments(0)藁仕事

良き、秋


薪が足りなくなって朝一で工場に取りに行った
木曽駒高原のメインストリートはもみじ、楓・ドウダンツツジで赤く染まっておりもう数日もすればここは真っ赤っかになるのだろうと



有名どころの紅葉を見に行けば人だらけのこの頃かと

じっくり季節の移ろいを楽しむのならば「こっそり」も良き、と桜、紅葉の時期は思うのです


ミニガメラ、出来上がりです



「何処に飾るんですか?」と聞かれることが多いのですが
本来は歳神様をお迎えする訳なので玄関、神棚と言われます。

玄関の方、車の乗せておく方など。
ちなみに家の娘、車のダッシュボードの上に。
「亀が転がるような運転をしないように」と・・・・

先日・・・・、ドアを擦った(笑)あぁ・・・・・・icon11

正月飾りの稲穂には反映と豊作の意味があり「実りある一年でありますように」の願いが込められ、
甲羅を回るしめ縄には悪い物が中にはいり込まない「結界」の意味があり、神様を迎える家ですと言う目印になるのだそうでございます。



少々・・・・足りず、のんびりと追加をストーブ脇にて作る晩秋となりそうです


市場篭の大小、
一閑張りを施してみた



意外とはまってしまう一閑張り
買い物へ行くときは「エコバック」として失敗した市場篭を持参しております



藁が足りなくて夜にまたまた工場へと


こっそりライトアップの木曽駒高原のモミジ


枝先の梢が真っ赤に色付き
数日もすれば真っ赤に染まる

人影のないこのライトアップを密かに楽しみにしている秋なのでした


  
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2022年11月05日 Posted by 湖月堂 at 15:33Comments(0)藁仕事

2022・秋・真っ盛り

何だか・・・・世の中が、少し怖いよね?
ハロウィン、ミサイル・・・・

何でこうなるんだろ?って、そんな事ばかり起きてる気がする




奈良井宿、秋真っ盛り。
今週末過ぎればドンドンと「冬」へのカウントダウンが始まる予感



専念寺のイチョウはやや黄緑色を残し
銀杏は豊作っぽい。


秋です



真っ黄色に染まる頃、もう一度・・・・、このイチョウの木に葉っぱが無くなればまさに秋は終わった、って気になる。
もう少し、秋の時間を下さいませ



水引ってさ、なんて「THE・日本」なんだろ?って思うんだよね。
水引が、あって良かった日本の伝統の1つだって
この時期になると思うのです。



可愛いらしさと日本の文化を堂々と表現、歴史は古い。

宮中絵巻の解説のよれば、紅白の水引は太陽陰暦の陰と陽を表し神聖な場所と一般社会を区切るため水を引いて清めるので「水引」と記されているんだと。



亀のお飾りに水引が付くとそれだけで「何か」が引き締まる
水引にはそんな力がある事
多分、日本中が知っているのではないのかって思うのです。

最後の仕上げに取り掛かります。



「真珠の木」

赤白ピンク、やっぱりさ秋も深まってくると不思議と「実物」、飾りたくなってしまうよね。



そう言えばクリスマスだって丸い「キラキラ」の飾りを付けるよね

何でかな?


余談ではありますが、「水引」、ちゃんとした「絹巻水引」を使った方が綺麗にできます
亀の作り方はブログ左端のカテゴリーから「保存版亀の作り方」に載せてありますのでよかったらチャレンジしてみてください。


  
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2022年11月03日 Posted by 湖月堂 at 16:40Comments(0)日々の事藁仕事

残すところ二か月となり・・・・

何と言う混み具合でしたでしょうか?、先週末。完全に「コロナ前」の状況に戻った気がしてただ「マスク」だけがそのまま。
とっても賑わっており、バタバタと過ぎ去った「ハロウィン」。毎年31日のインスタは「ハッピーハロウィン」などと言った季節の行事を載せるのだけれどそれさえもすっ飛ばしてしまったicon11

朝日が当たり出した霜の降りた屋根から、スッゴイ勢いで湯気が立つ



今年は紅葉が早い気がすると思っていたら奈良井ダム周辺はいささか・・・・、山肌が見えだして・・・・冬がすぐそこに来ている事を連想させる。本日の雨が、明日の朝、山を白くしているのでは?と半分ほど何故か期待(笑)。
専念寺のイチョウを観察する間もなくicon11

明日の朝、観察してまいります



昨日取り外したハロウィンリースを早々にクリスマスリースに変えたいと思い
チェッカーベリーの苔玉を眺めれば
すっかり気分はクリスマス。



昨年、記憶にない一年だったと思っていたらどうやら今年もあまり記憶にないようで(笑)・・・何でかな?って考えたら
歳をとって行くことさえも忘れれば都合良いのでは?って(笑)
・・・・なるほど、そう言う事なのね



蕎麦猪口、バラバラですが・・・・
入荷です


年末が近づくにつれどういう訳か「渋く味わいのある」、漆器の隣にあってもお互いを引き立てられるそんな古き良き器たちをチョイスしたくなる。


タイミングが合えばの話なんだけどね
古き良き蕎麦猪口、お正月のおせちの脇で「向こう付け」として使ってあったらば、それはそれは素敵だわ



「ミニガメラ」もう一息です

同じサイズで作る事の難しさ、
同じにするつもりもないんだけれど(笑)
「ミニサイズ」と言いながらもその中でも「大中小」できてしまう。
藁の太さがそれぞれ違い、締め付けているとダンダン・・・・小さくなって行くもの・・・・ありけり(笑)


絞めつけても小さくならない物の有り・・・・
サイズ同じではありませんので悪しからず。

足の長さを揃え、水引ついて完成です。週末6日(土)には並べたいと思っております。
数に限りがございますので宜しくお願いいたします。



既に「霜焼け」出現

私のバロメーターで言えば今年は「寒くなる」と予想
つくずく思うのだけれど、「寒さに慣れる」って・・・・無い。

小さい頃、霜焼け悪化で病院へ。1人で歩けるくらいの頃だったので何歳だったのか?顔、包帯巻かれてた(笑)。保育園前の事だと思うのだけれど。
母に連れられいった病院の事、何だか分からない電気を当てられていた記憶
そんな娘をどう思って病院へ連れて行ってたんだろ?って

何だか分からないが、今年の霜焼け、母を思いウルウルする。

大きくなったら霜焼けにならないって誰かに言われたんだけど・・・・
まだなる。
え?大きくなってないのかな?(笑)


  
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2022年11月01日 Posted by 湖月堂 at 16:21Comments(0)藁仕事

藁細工・・・始動のんびりと


稲穂が届き、下処理をしてボチボチお正月「亀飾り」、始動
とはいってもストーブを焚いて乾かす都合上、本格的にはできないのでできる所の各パーツ作りから
ミニサイズの亀はお店のストーブの脇にて制作いたします。
blog保存版に亀の作り方を載せてありますが分からない所などありましたらばご遠慮なくお尋ねください。




湿気の多いここ奈良井
下手するとカビだらけの亀ができてしまう事も有・・・・。

今年収穫の稲穂少しですが店頭に。



制作に足りなくなったら拝借させていただきます(笑)



ウランガラスのコップ



以前、同じコップが並んだことがあって
グラスの底がい個だけ座りが悪くて・・・・
でね、今回も一個だけ座りが悪くて、もしや巡り巡って「おかえりなさい」ではないだろうかと思ってるんだけどどうかな?


本体の裏底に「意匠登録、実用新案」のエンボスの入った醤油さ差し。



何が違うのかと?
注ぎ口が三か所あるってところなのでしょうか?




それともこの醤油さし、中を洗う時、ちゃんと指が入って底まで届きしっかり洗える・・・・
とか?
ポッテリボディに花丸icon06




私だけでない事は知っている(笑)
水薬の瓶の心くすぐる可愛らしさ



かなり凸凹です


山の上の方が何だか紅葉進んでいる・・・・ぽい。
こんだけ寒くなったらそりゃ~木々たちも「急いで紅葉しなくっちゃ」って?
思うのかな?(笑)
お客様の着こなしが、すっかり冬。それは正しいと思われます


私の予想では
この雨の後、大地は潤いを取り戻し・・・・

キノコ、出る!

  
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2022年10月08日 Posted by 湖月堂 at 16:57Comments(0)藁仕事