冬ごもり


シーズンのある奈良井宿、さすがに冬の平日は・・・・、観光客の方々も・・・減る
なので、冬の間の平日は工場にて作業に勤しむ

東に朝焼け

冬ごもり

西に夕焼け

冬ごもり
スペースは・・・・小さい
今年、なんかいつもと違うと感じるのは冬場のウイークエンドに観光客の方々が多い・・・って事。
明らかに


年末になると「ナデナデ」仕事をしたくなる
あえて（笑）

コンベックスの追加を
欅のダニ杢、アンズ、檜の瘤杢、イタウバ、センダン、栃トラ斑

冬ごもり

ｶｰﾄﾞスタンド

冬ごもり

時間と納期を気にせず工場で過ごすこれからの時期
一年の色んなことを振り返り手を動かしつつ「一人反省会」など
なので年末には「撫で仕事」を持ってくるように段取りを付ける

暗くなるのが早いので５時といえば真っ暗になる一歩手前、
薄っすらの夕日と月

冬ごもり

山は「漆黒」

冬の楽しみは
その日の霜の立具合だったり靄のかかり具合だったり
雪が降った日には
雪景色の中の工場を写してみたり、空が青いと眺めたり

冬ごもり
冬ごもり

太陽が当たると一気に無くなる霜の美しさ

工場の庭でスマホ片手に何をしてるのだろう・・・・って
笑笑笑
自覚あるので大丈夫です
暖かい冬を今の所迎えており
霜に厳しさはない。


長野に来て30年は経ってない・・・まだ
先日木工を教えて頂いた先生が旅立たれ
すぐ近くにいたのにお会いすることもないまま連絡も取らないままお別れしてしまった事
後悔ばかりが残る

鉋で「面」を取る時はいつでも先生の事を思い出し・・・

『しっかり「面」を取らないと小さな子供が「痛てて‼」ってなります』

聞いた時には笑ったけど、これ、物作りの大切な事。
人が使う物を作ってるんだから、触って危険ではどうにもならないよね

先生に笑われないように、しっかり木工屋、できる限り続けて行こうと
思った次第です
そう、基本、木工屋です。

心よりご冥福をお祈り申し上げます





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2021年12月11日 Posted by湖月堂 at 15:13 │Comments(0) │日々の事

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