歴史が得意科目では決してなかったのだけれどGoogle先生のお陰で何かと調べ物が好きになって(笑)。そうじゃなくてもこれだけ古い物に囲まれていれば少しずつ時代背景など必然的に頭に入ってくる。
この看板、昨日の「蔵の戸」と一緒にやって参りまして「陸軍省 御用 手袋製造所」
「所」と言う漢字は変態仮名で書かれていると推測
上田、小県(チイサガタって読む、知らない人は知らないよね笑)地方は江戸時代から養蚕業が盛んで明治の頃には生糸は日本の重要な輸出品となっておりまして、思いっきり栄えたんだと。昭和4年のニューヨーク株式市場の大暴落をきっかけに世界恐慌が起こり大きな打撃をうけ、製糸工場は太平洋戦争がはじまると軍需工場に転用されたんだと言う背景が見えて来た訳です。1945年11月30日「陸軍省廃止」となった訳で・・・・
この看板、その後に別の使われ方がされており「信州みそ」の看板となっているのでした。その味噌醸造本舗は今はなくGoogle先生で調べた結果、現在「味噌はお店で買うもの」になった時代の発祥の味噌屋さんのようで、もう少し踏み込んで歴史を勉強してみようかと思う次第でございます。昔は味噌を買ったら笑われる時代だったそうな。それから信州みその大きな発展に「関東大震災」がかかわっているんだと。文字目に歴史を語ってしまいました(笑)。

茅野の「味淋漬」ユラユラポッテリの硝子にもそしてこの「良くぞ引っ付いたままになっていてくれた」と心の中で言う(笑)パッケージ。橋も街灯も富士山も素敵です
高温殺菌 全乳牛乳瓶、蓋付、良し

本日・・・・「夏」です、真夏のようですが・・・・朝一工場へ行ったらば一面が靄に包まれておりそんな山の中は寒いよね?(笑)

桑の実が色付き始めました
気がベラボウに早いでしょうか?そんな事はございません(笑)

4か月もしたらばお店に並べる予定なので出来る時にできる事は進めておきたい、何故ならば・・・・慌てて作りたくないからでございます