漆器物・・・入ってます
漆器祭りで「古漆器物」が無くなってしまった訳ではないのだけれど、なんでか本日の仕入れ物には漆器が多く・・・・。
総黒の「蕎麦椀」と箱書きにはあったのだけれど多分「蕎麦」って書いてあると思うのだけれど調べても出てこない漢字が当てられており・・・・。

しかしながら、この作りからして明らかに「蕎麦椀」だと断言(笑) 蓋を取ると身と蓋の間にお皿が乗っており、 薬味を乗せるお皿では?ないのかと・・・・。
お恥ずかしながら、初めてお目にかかった代物でございます

「大正4年三月」に新調と
こちら「汁椀」と 黒に内朱、良くあるやつ?って思うでしょう? が・・・・・

蓋が大きい。 大抵の場合、汁椀の蓋はもう少し小さい

直径11.5cm。内朱と言う事で、小さな丼物にも使えそう
8.5cmの塗りの豆皿なのでしょうか? 塗りでこのサイズってあまり見かけない

こちらの「目はじき」も同じくらいの大きさです


大正あたりの物たちだと思われるのですが、状態の良いと言うよりも「塗りが良い」のではないかと思うのです。
こうして古い漆器物を扱っていると悲しい事に時代が新しいお品ほど漆が浮いてくるものが多い・・・・気が、する。 それはさ、もしや職人さんの問題ではなくて保管する家の問題もあったりするのかな?などと思ったり。
冷暖房完備で密閉、昔はきっと風が通り家や蔵が漆器を保管するに適していたのでは?なかろうか?
21cmの漆器皿 そうなんだよね、このサイズがあまりない。

画像では「朱」に見えるでしょうか? 黄土色、っぽい色になっており 箱書き「大正10年」

こちらの漆器もまた、漆の浮きがなく状態よろし
しまい込んで使わないまま処分とはあまりにも「勿体ない」。 勿体ないって言うのは 漆器で彩られる食卓を目で「味わう」って事をしないままって事が勿体ないわけで わたくし事で恐縮ではございますが大した料理でもないけれど器が「漆器」だと 「今日は何か凄いね?」っと言われます(笑)
漆器マジックでしょうか?(笑)
総黒の「蕎麦椀」と箱書きにはあったのだけれど多分「蕎麦」って書いてあると思うのだけれど調べても出てこない漢字が当てられており・・・・。










2022年06月09日 Posted by湖月堂 at 16:37 │Comments(0) │入荷報告
※会員のみコメントを受け付けております、ログインが必要です。