中秋の名月と一閑張り始動
中秋の名月、すっかり秋だと思ってるのは山の中の私たち
どうもまだまだ暑いらしい先日、奈良井へ来られたお客様、夜に静岡に戻ったらうだる暑さだったと
サンマも今年はごっそり捕れてると言いながら本格的な秋は先で、まだ「残暑」っていう?
いつ開花?と待っているもののフジバカマ・・・・まだ咲かず
秋の夜長、このクールこそは新しいドラマを見ないことにしようと決めた。VIVANTも終わったことですので(笑)。
なのでお店を閉めたらばのんきにしながらも「手を動かそう作戦」、一閑張りに着手です。
こればかりは急げません。しっかり乾かさないと次の工程に行けませんので。
一枚目は新聞紙「張る」っていうよりは擦り込む勢いで新聞紙が完全に水分を吸う前に擦り込む。糊を吸い込みシメシメになると弱いです細かい部分は「叩き込む」空気を入れないようにしっかり絞った布で抑える
先に持ち手を作るときの穴をあけておく事をお勧めします出来上がってから穴あけ失敗は・・・・悲しい
中身の竹かごが薄くても紙っていうものはほんとに強い仕上げの柿渋塗りが楽しみではあるがゆっくり寒くなる前に進めていこうと・・・・
若干在庫が寂しくなってしまったので・・・・
そんでもって一閑張りも少ないが裂き編みも・・・・・・。
先日とっても素敵に裂き編みのバックをも持っていらした方がいて秋の装いにもピッタリで目が止まり・・・止まった瞬間に「あ!私のこさえた鞄!」と思った訳で(笑)自分のを褒める訳ではないのだけれど素敵にお使いいただいてることがうれしくて
準備だけでもと古布を引っ張り出し
先日いらしたお客様の裂き編みは残った糸を集めて作ってあり、それがとってもシックリ出来上がり我ながら良い色合いだと思って作ったものでございました。同じような物、ってそれがなかなかできない訳で・・・・。
古布を裂いて作っております同じ色、組み合わせって二つとできない。
裂き編みの面白いところと難しいところなので自分だけのオリジナルとなるわけです
裂き編み、何とかこの冬せっせと内職したいと思っております
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