漆器物を

湖月堂

2023年07月22日 12:23

意外や使い勝手良いと、好評の漆器物「中平」ちゅうひら

如何様にも使えてしまう万能選手と思う。
画像でお分かりかと思われますが・・・・
木地・・・・・素朴です(笑)


漆器物にご興味がある方ならばお分かりかと思いますが
木地の出来不出来、塗りの美しさや漆の厚み
漆器の印象を左右する。


こちら
「素朴」
塗り直しをして大事に使われたことが伝わって来る


輪島の塗りもそれはそれは美しい。
だけど私はこの素朴な味わいが好きなのです


かしこまらず、普段の暮らしに自然と溶け込むそんな器だと思うのです
直径15.5~16cm、楕円になっております



こちら
「椿皿」、なんて可愛い名前が付いているんだろ?
古の方のネーミングセンスに時折脱帽する

                 横から見ると椿の花に似てる、中央に沢庵をよそり椿の花に見立てた、など
「椿皿」は茶人が付けた名前だそうな


本来は「楪子」ちゃつ、茶津とも書く
銘々皿です

天保6年(1835)年
もうすぐ200年を迎えるこちらの器
歪みあり
ですが、このバランスの良い佇まいに視覚から味わわせてくれそう
直径13cm、高さ5cm





薔薇と桜の湯呑


可愛いね
アデリアグラスが可愛いから復刻版でこさえても
この昭和の二色刷り、真似できないと思われる
が・・・・その前にこの可愛さを今の若い子たち・・・・、わかるかな~?




関連記事