新緑と染物と

湖月堂

2022年04月15日 15:16

あっという間に桜が満開になった。昨日、午後から降り出した雨に久しぶりにストーブ焚いた。


ポカポカ陽気に咲いた桜がこの雨で散ってしまいそうな?

春先からゆっくりと柿渋染を

鉄媒染の黒グレー?がカッコ良いと手作りしてもたものの・・・・
使い慣れた柿渋とは違い・・・

裏に転がっていた鉄釘の塊が、ちょうど良くサビサビに・・・


鉄、酢、水を1:1:1・・・・と言うものの適当~
ググってみると、もっと黒っぽい出来上がりのような気がしてフィルターでろ過、麦茶色。
てっきり、薄いのだと思い込んで張り切って鉄媒染液にテストピースを浸してみた

真っ黒である



その加減が分からない。分からないなり希釈具合のテストを繰り返すうち何だかカッコい柿渋鉄媒染の鞄が出来上がってる。
暖簾に染め出した柿渋なんだけど、黒過ぎる暖簾って言うのもどうなんだろ?など考えながら(笑)

媒染具合のテストを繰り返す(笑)


雨降りの新緑の美しい事
野いばらの新芽の緑が好きである


ダム周りの裏道の高架下
秋には野いばらの赤い実を頂く
春にはこの新緑の緑のパワーに元気をもらう
夏は野いばらの香りに包まれる


しかしながら、もうすぐきっと・・・すぐ、ここは恐ろしい事に「ドンビキ」の産卵時期となり、間違っても踏み入る事をしたくない恐怖体験ゾーンとなる。今年もどうか「今年ドンビキいないよね?」って言いたい。

その出没具合をチェックするのは、想像したくないけど絶対に車でひきたくないからです。

話を変えます




どうなのこれ~
「石炭バケツ~」



可愛らしいったらない
薪を入れたって良いんだけどドライフラワー飾っても多肉植物でも。
万能な娘だわ


取手、持ち手をつなぐ繊細な?笑、職人技、そしてやっぱり手に触れる部分は「木」
バッチリです



さて、暖簾をどこにディスプレイするか?
頭の中はモヤモヤです

まだ、出来上がってはおりませんが(笑)
こればかりはお天道様と相談しなければ


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