貴重な取手と秋の陽ざし
こういうお品はホントに助かる。いや、思いっきり助けられる・・・・きっと。家具を修理する場合、木で修理ならば大抵の事は出来る。作ってあるんだから直せない訳はないって思ってはいるんだけど、さすがにこの「取手」。
なるべく取っておくようにはしているんだけれど、どうしても・・・足りないって事があり、「アンティーク調」では「いや~!」って事しばしば。
どんなにアンティーク調に仕上げられていたとしても最後のこの取手で雰囲気が変わってしまう。こうして数が揃って入手できるって修理屋さんとしてはかなりかなり嬉しいのでございます。修理屋・・・時々(笑)
で、この「引き出し」この取手もまた・・・・、替えが利かない。こっちこそ効かない。使い込まれた時代と人のぬくもりで出来上がったこの丸み。同じにって・・・・できる?この味だけは~出せない。
取手だけ新しく付けても馴染むまでには何年かかるだろ?こういう「ぬくもり」、大好きです。
前板に楢の「虎斑」、楢の使い込まれた感・・・・カッコイイよね。
「茶津」入荷~
あら、モミジ。季節にぴったりだわ
茶津(ちゃつ)・・・・お祝い事などの席で使う木のお皿一の膳、会席膳などでは菓子皿としても使われるお品。
今はどう使っても(笑)、誰も文句は言わないけれども・・・・ケーキ皿にする時には金属フォークはご遠慮下さい。
縁の金がご立派のままの物、多少痛みの多い物、黒無地、内朱・・・・今回まとまって入りました。
秋の穏やかな晴れの日は・・・
夏に入り込む日差しと違い、秋は穏やかに優しい日差しが入り込む。日除けは引かず、差し込む日差しを楽しんでる。※お客様の多い日は日除け引きます。なぜならば・・・・、ホコリが目立つから(笑)
冬には下まで陽ざし届かず・・・・・日の当たり方に季節を感じ
明日、明後日お休みになりますので宜しくお願い致します。
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