絶対に必要な道具があります。藁を編み込む為の「針」みたいなもので、何か代用ができるものがあると良いかと思いますがご相談ください。調理道具の金属へらなど引っかけの穴に藁が二本通る長穴が開いているようなもので、幅が1cm弱ほどの物があると良いのですが・・・・。
画像を撮るのに作った15cmほどのサンプルです
稲わらの根本10cmほどを切り落とし藁の蕊を残しながらいらない部分をほどほどに取り除き綺麗にします「ほどほど」・・・(笑)、適当?ってことです(笑)
<事前準備>藁を濡らして放置し、柔らかくしておきます編みやすく、折れにくくなります※作り始めたら途中で手を離すことができません大きな洗濯ばさみもしくは、クリップ型クランプがあれば手を放したいときに便利です
・どの指でも良いので時計回りに巻き付けて輪を作ります。形を壊さず藁を抑えたまま作業を進めます・矢印の部分に藁を一本差し込み、裏でネジって輪に沿わせ、繰り返していきます
<注意>・この時、藁のねじり目は必ず裏に出るようにしてください・編むときは藁の「節」は避けて節と節の間で編みます・上の画像右下、藁一本分、白い〇部分の間隔を開けます
編みはじめよりも太くなって行きます
ここから「針」を使うことになります矢印の所に針を刺し、長穴に藁2本を通して針を裏へ抜きます。裏で捻じって藁を添わせて行きます
隙間が広い時は「V」の字に藁を入れます
仕上のサイズの一周前に、横に通ってる藁を隠すように(下の画像)藁を入れながら編んでいきます
この部分になります。横に通る藁が隠れていきました
仕上の作業に入ります一周しましたタコ糸で止めたら出来上がりです
鍋敷きは出来上がっていますのでここからはご自由にお作り下さい
後は止めたタコ糸をいかに「隠す」か・・・・(笑)藁を細く三本締めにしたものを用意して、タコ糸と一緒に止めてしまいます矢印部分、藁を回して隠します
三本締めの藁を巻きつけ、先を出来上がった鍋敷きの中に埋め込みますよく切れるハサミを用意してカッコよく、いらない部分を切り落として完成となります
・・・・・・フックの部分を付けるの、忘れました
難しい事はないのにも関わらず、説明が何より難しくどうぞ何かの折に奈良井宿へ訪れることがありましたらばご遠慮なく藁の鍋敷きの作り方、お尋ねください
接客してなければお答えできます
説明がへたっぴでスミマセン・・・・・・・。